【JR西日本 駅舎】きのくに線 田並駅

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きのくに線 田並駅 旧駅舎


「いつまでも あると思うな その駅舎」

 

冒頭の画像は、2017年4月に撮影したJR西日本きのくに線田並駅の駅舎。

開業は戦争の足音が聞こえつつある1940年8月8日。

昭和60年に無人駅となって、Wikipediaには

 

「古くからの駅舎が残っている」

 

とあるが!残念ながらもうないのである。

開業から80年も経過すると、木造の駅舎が老朽化して地震で倒壊の危険性だって無きにしも非ず。

 

これから利用客が少ない駅で、古い駅舎はどんどん取り壊されていく可能性がある。

本当はいつまでも残してほしい、残ってほしい。でもそうもいっていられない現実もある。

 

そこでわたしができることは、今ある古い駅舎を少しでも残っているうちに撮影しておく、これくらいである。

 

さて、話を元に戻す。

田並駅の駅舎が取り壊されたのがいつだったか、検索してみるとちょうど1年くらい前のようだ。

 

Googleさんで検索してみて、「さんちゃんの駅ブログ」で駅舎が撤去された時期が分かったので、参照していただきたい。

ameblo.jp

 

で、新しくリニューアルした田並駅はこちら

 

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JRきのくに線 田並駅 現駅舎(2021年4月撮影)

えらいすっきりしたのぉ!

トイレもあわせてきれいになったのはうれしいけれども、開業当初の味わい深い駅舎がなくなってしまったのは残念である。

 

きのくに線内では、2016年9月に和佐駅が簡素化した駅舎となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失われつつある鉄道風景を記録する

通算で5個目?となる本ブログ「きゃろたま2号の線路は続くよどこまでも」。

 

管理人のきゃろたま2号です。

物心ついたころから鉄道が大好きで、子どもの頃は祖父におねだりして、鉄道であちこちに連れて行ってもらいました。それが30年から40年前。子どもの頃はまだ国鉄時代でした。

 

大学生になり社会人になった20年前は、まだ大阪から数少ないながらも夜行列車が走っていて、長野や新潟、九州へ行くときはよく使っていました。

 

2020年、本来ならば東京オリンピックが行われるはずでしたが、新型コロナウイルスの世界的流行により、延期。そして旅行業界は苦境に立たされています。

 

ここ近年、人員削減・経営の合理化のために、駅の無人駅化が進められており、わたしの最寄り駅も、みどりの窓口が閉鎖されました。また、古い駅舎の建て替えや取り壊しも行われ、かつて見てきた鉄道風景が急速に変わりつつあります。

 

このブログでは、変わりつつある鉄道風景を記録することを目的にしています。

更新は不定期になるかもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

きのくに線105系 2020年9月撮影

きのくに線105系 2020年9月撮影