「いつまでも あると思うな その駅舎」
冒頭の画像は、2017年4月に撮影したJR西日本きのくに線田並駅の駅舎。
開業は戦争の足音が聞こえつつある1940年8月8日。
「古くからの駅舎が残っている」
とあるが!残念ながらもうないのである。
開業から80年も経過すると、木造の駅舎が老朽化して地震で倒壊の危険性だって無きにしも非ず。
これから利用客が少ない駅で、古い駅舎はどんどん取り壊されていく可能性がある。
本当はいつまでも残してほしい、残ってほしい。でもそうもいっていられない現実もある。
そこでわたしができることは、今ある古い駅舎を少しでも残っているうちに撮影しておく、これくらいである。
さて、話を元に戻す。
田並駅の駅舎が取り壊されたのがいつだったか、検索してみるとちょうど1年くらい前のようだ。
Googleさんで検索してみて、「さんちゃんの駅ブログ」で駅舎が撤去された時期が分かったので、参照していただきたい。
で、新しくリニューアルした田並駅はこちら
えらいすっきりしたのぉ!
トイレもあわせてきれいになったのはうれしいけれども、開業当初の味わい深い駅舎がなくなってしまったのは残念である。
きのくに線内では、2016年9月に和佐駅が簡素化した駅舎となっている。